歯の噛み合わせが口腔機能だけでなく全身のあらゆる箇所に影響を及ぼす事が分かっています。
噛み合わせの不正があると顎がずれ、頚椎がずれ、顔の傾き、体の歪みが徐々に起きていきます。
それによって神経系統、ホルモン系統のバランスが崩れ、頭痛・腰痛、膝痛、首・背中のこり、手足のしびれ等を引き起こし将来的には歩行困難、認知症の発症のリスクに繋がっていきます。
そうならないためにも、矯正治療によって噛み合わせを整えていくことが重要になります。
正確な矯正治療を行うためには、顎の状態、歯の生え方を3Dデータで立体的にとらえることが必要不可欠です。
当院では3DCTを導入し、お口の立体データから矯正シュミレーションを行い、機能的・審美的に優れた歯並びを実現してまいります。また、どこから見ても自然な歯並びの設計を行う上で必要な、横顔のレントゲン撮影が可能なセファロ撮影機能を備えておりますので、顎顔面の状態をより確実に把握することが可能です。
わかばデンタルクリニックでは、小児期の顎の健全な発育がその後の口腔内の健康を守るうえでの全ての土台となる、と考えています。その観点から、歯並びだけをきれいに治すのではなく、噛み合わせ、顎の状態とお口全のバランスを考慮しながら小児矯正を行います。
小児のうちに矯正治療を行うことでむし歯や歯周病になるリスクを下げ、顎の正常な発育を助けて美しい笑顔を作ります。成長段階にあるおこさんは、お口の状態がコントロールしやすく、無理なく治療を進めることができます。
床矯正は、顎の成長に合わせて歯が生えるスペースの確保を助けることで顎の発育を促進させ、きれいな歯列を作る治療法です。抜歯を行わなくて済むため、患者さんによけいな負担がかかりません。顎の成長が止まるまでの、小児期に行うのが理想です。
大人になっても矯正治療は可能です。何歳までといった制限もございませんのでお気軽にご相談ください。
歯周病やむし歯がある場合は、先にそれらの治療を終わらせる必要があります。また、噛み合わせの調整を行うため、元々つけていたかぶせ物を作り直す場合もあります。
わかばデンタルクリニックでは口腔内を総合的に診断したうえで、最善の順番で治療を進めてまいります。
一部の歯並びを治すだけで、機能的・審美的に改善する場合は全体に矯正装置をつけるのではなく、部分的に矯正を行います。
顎を理想的な位置に動かすことが可能で様々な不正咬合に対応できます。弾力性のある素材で作られているので強い痛みと伴うことはありません。取り外し式で、自宅にいる間(夜寝ているときも)に装着します。日中(学校にいっている間)はつけなくてOKなので装置が気になる成長期のお子さんにお勧めです。
左右の歯列の外側と前歯をプラスティックのプレートで抑えて矯正を行う、欧米の矯正学会で評価されている矯正装置です。左右歯列外側についたプレートが頬の筋肉の内側への圧力を排除し、顎の成長を助け、歯の生えるスペースを確保します。また、歯並びを乱す原因となる舌の不正位置がプレートにより改善されます。
成長期に用い、下顎骨の成長促進を目的とする固定式の矯正装置です。
矯正装置に付属したスクリューのネジを回転させることによって、顎を扇状に拡大し、前歯の移動するスペースを作り移動させます。前歯の生えるスペースがない場合などに適応します。
主に歯の凸凹などの矯正や、1~2本内側に入っている歯を押し出し、前歯の整列させる場合に適応します。
前歯と臼歯を同時に頬側に押し広げることができる装置です。
固定式の矯正装置で、大臼歯を外側(遠心)に移動させ、歯の生えるスペースを確保します。
ブラケット部分がセラミックでできており、見た目が白く、口を開いたときに目立ちにくいので審美的に優れています。
矯正治療を行った後、整った歯列の後戻りを防ぐために使用する、取り外し式歯列保定装置です。術後、前歯部分に僅かな凸凹が生じてしまった場合などに少ない負担で元に戻すことができます。
透明のマウスピース矯正装置です。部分的な矯正ではなく、全体的なバランスを整えることができるます。
クリアリテーナーの一種で取り外しのできるマウスピースタイプの装置です。
アクリル樹脂やラバー系の材料でできており、透明で目立ちにくいのが特徴です。
特定の歯だけを移動することが可能な左右1歯ずつに装着するタイプの矯正装置です。部分的に位置を動かす場合に使用し、他の矯正装置との併用も可能です。
装置のバネ部分が2つのものが「バイヘリクス」4つのものが「クワドエリクス」です。
わかばデンタルクリニックでは矯正相談を行っております。お伺いしたご相談内容からその方に最適な矯正治療をご提案します。
また、小児矯正相談も行っておりますのでお子さんの歯ならびや矯正治療についてお気軽にご相談ください。